2月15日(金曜)に開催致しました、一般社団法人みんなのクラブ 第10回 定期交流会の内容を共有致します。
今回は2テーマにフォーカスを当て行いました。
1.森林環境譲与税そして持続可能社会をみんなで作る
2.知らないと損するお金の話
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1.ご登壇者様 有限会社中嶋材木店 代表取締役(あきる野市議会議員)中嶋 博幸 様
http://www.gws.ne.jp/kigokoro/index.html
2.ご登壇者様 株式会社日野FP事務所 代表取締役 小野 輝彦 様
今回は1.について触れて行きます。
冒頭で触れていただいた“スギ”の木の花粉の件があったのですが、驚きました。
花粉症というと国民の1/3の方がなっているとされ、私自身毎年苦しめられています。
そんなスギの木ですが、成熟したとされる50年を経過した木からは花粉が飛散されるがそれまでの期間は花粉が発生しないとのことでした。
この50年という境の中で、50年までは環境整備(温暖化防止、空気循環等)のために、50年を越えたものに関しては家具などに利用していくことで、自然環境との共存がなし得て行けるのではないかと思いました。
循環という意味では東京都内での積極的な西多摩の地の“多摩産材”の利用により、同じ地域内にてお金を循環していけるということもあるかと思います。
実はこの“多摩産材”ですが都内の駅舎にも利用されており、利用者や近隣住民からは大変好評いただいているとのことでした。(写真を見ましたが、デザインの素晴らしさと共に木の温かみが感じられるものとなっておりました)
森林環境譲与税の各地域の算出の仕方ですが、その街に森林があるのか?それを扱う職人はどれだけいるのか?その街の人口はどれくらいなのか?によって変わるそうです。
これがどんなことに活用されるのかというと林道整備であったり、協会境の明確化だったり、職人の育成だったりするようです。
街によっては(都内の23区等)森林はないが人口は多いなどがあるため、森林環境譲与税を教育現場や公共施設に取り入れていくはずであります。
この“教育現場で”というところですが“モノ”ではなく“コト”に使用していくということになります。
木の教育=“木育”となります。
例えば“積木で遊ぶ”“箸、スプーンで食べる”“木のおもちゃを作る”“本立てを作る”“椅子を作る”
体験することで、より身近に感じ親しみが持てるのではないかと思います。
少し調べていてこんな言葉がありましたのでご紹介を。
木育のかきくけこ
か … 環境を守る
き … 木の文化を伝える
く … 暮らしに木を取り入れる
け … 経済を活性化させる
こ … こどもの心を豊かにする
か、き に関しては、こんな話を聞くだけでも意識が変わっていくのではないかと思います。
く、け に関しては、体験会に参加したり、購入することで進めて行けるかと思います。
こ に関しては今、保育園や小学校などでも積極的に行われています。親が子どもと共に体験会に行くなどすることで更に広がっていくものかと思います。
ご登壇いただいた中嶋様は、あきる野市にて“木育”を取り入れて、外部にも打ち出していこうと実行しています。(情報の共有をし、定期的に集まり、アイデア出しを行う)
中々、一企業では打ち出しは難しいがここに行政も絡めていくことにより、信頼度もグッと上がっていくかと思います。
一人、一社では難しいことも協力により、達成が近づいていくことかと思います。
より良い未来を誰とどのように描いていくのか?アンテナを張り是非進めて行きたいと思います。
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