とある子育て、子育ちのコミュニティーの会合に先日参加させて頂いた。
保育の世界で40年以上やってきている先生を中心に、その方に共感した方がどんどん広めていきたいという想いで作り上げた会であった。(これだけでも素敵な話である)
率直な感想になってしまうが、新鮮な話を聞くことができた。保育の世界、子育てについての話が中心ではあるが、大人に対して、自身に対して言われているかのようにさえ感じた。
そんなことを少し共有していきたいと思います。
色んな“あいうえお”があるが、子どものあいうえお、大人のあいうえおの紹介があった。
子どもに大切なあいうえお 大人に大切なあいうえお
・あ ⇒ 愛されて ・あ ⇒ あっと発見
・い ⇒ 急がされず ・い ⇒ いいねぇと感心
・う ⇒ うれしい ・う ⇒ うぅと自己嫌悪
・え ⇒ 笑顔で ・え ⇒ えぇっと驚き
・お ⇒ 面白がって ・お ⇒ おおっと驚き、お陰様と感謝
子どもには子どもの思考があり、それに伴った行動がある。
それを無視して大人都合でやらせてしまうことが、しばしばある。
(自身も他の方よりは気を付けているが、まだまだであるなと痛感しました。反省(いや、猛省)し、現在再実行中です)
少し子どもの動きに注目して、なぜ?それをやって、どんな感想があるのかを注意深く、尚且つ、大人もそれに興味を持っていければ、子どもにとって良い環境となっていくことができる。と言われた。答えを教えるのではなく、少し待ってあげる優しさ。子どもの失敗をチャンスに変えてあげるポジティブな言葉掛け。
子どもの思考と大人の違いの例として挙げられていたものが下記である。
1+1を考えてみてください。
(また、クイズみたいになってしまって申し訳ありません。。)
大人なら1+1=2と答えるであろう。しかしながら、子どもたちの考えの中では必ずしもそうではないという。下記ほんの一例です。
・バナナ1本とリンゴ1個を合わせたら? ミックスジュース完成!
・粘土と粘土なら? でかい動物完成!
・パパとママなら? お兄ちゃん、私、妹で5人家族だ!
(そういえば、自身が子どもの頃は1+1=田んぼの田 なんて答えもありましたね 笑)
なんて素敵な発想であろうか。正直、自身はこんな発想を持ってこなかった。
こんな発想を持っているのが子どもである。
自身の子どももそうだが、周りにいる子どもたちにもこういった柔軟な発想を持っている。一人ひとりの考えに寄り添っていくことで明るい地域に繋がっていくのではないかと思えた素敵な空間であった。
次回も少しこのお話しの続きを書こうと思います。
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